• 医療・介護給付費 これからどうなる?

    医療・介護給付費 これからどうなる?

    政府の推計によると、高齢者人口のピークとなる2040年度の医療・介護給付費は最大94兆7000億円にまで膨らむとのこと。地域医療構想などを基礎とした試算でも、最大94兆3000億円までしか抑えられないとされている。国内総生産(GDP)比は既に10%水準に到達。医療・介護給付費は経済成長を上回って膨れ上がり、日本の財政を圧迫している。

      DATE:2020/05/15

    • AIが医療業界にもたらすメリット、デメリット

      AIが医療業界にもたらすメリット、デメリット

      AI(人工知能)の進化が、医療を大きく変えようとしている。画像診断の支援やがん遺伝子解析などへの活用が急速に進み始めた他、医療機関が持つ情報をAIで解析し、診断や治療選択、創薬などに生かそうとする試みまで広がり始めている。総務省情報通信政策研究所は、AIのネットワーク化に関する報告書を公表し、医療診断などで想定される便益や課題を提示した。

        DATE:2020/05/15

      • 特定看護師のこれから

        特定看護師のこれから

        在宅医療やチーム医療において大きな役割を担う「特定看護師」とは、診療の一部ができる看護師のこと。「特定能力認証」を受けるためには、5年以上の実務経験があり、厚労省のカリキュラムを受けて国の試験に合格するなどの要件を満たす必要がある。特定看護師は医師が作成した手順書に沿って、特定看護行為を行うことができるのである。そのような特定看護師が、特定行為研修で得たことをその後も覚えておくためのサポートを行う「日本特定看護協会」を設立する方針を、日本慢性期医療協会が明らかにしている。

          DATE:2020/05/15

        • 医療事故 再発防止への課題

          医療事故 再発防止への課題

          日本医療安全調査機構によると、医療事故調査・支援センターに報告された医療事故の件数は、2015年10月から2018年6月の間で、計1000件を超えているとのこと。各医療機関の調査スピードは確実に向上しており、以前に比べて、医療事故そのものは防止のための様々な仕組みの導入により減ってきている。

            DATE:2020/05/15

          • 喫煙の危険性 「たばこは薬物?」

            喫煙の危険性 「たばこは薬物?」

            日本禁煙学会は、WHO(世界保健機関)、厚生労働省などのデータと共に「たばこは薬物である」とし、覚せい剤よりも強い依存があると発表している。また、とある実験では、喫煙者に様々な画像を見せて、脳が何に一番興奮するかを測定したところ、お金や家族の写真よりも、まさかのたばこだったのだ。驚きや悲しさを感じると同時に、改めてたばこに対する依存性の強さに愕然とさせられる。

              DATE:2020/05/15

            • 生活機能低下の原因、認知症がトップ

              生活機能低下の原因、認知症がトップ

              日本医師会総合政策研究機構(日医総研)は、在宅療養が困難になった全国の事例に関して調査を行った。独居と同居の両方を調査し、生活機能低下の原因を探った。独居、同居共に認知症の割合が最も高いことが判明したが、同居の場合は重度の認知症の場合でも在宅療養を継続できているとのことである。

                DATE:2020/05/15

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