結婚後の夜勤について
結婚後も仕事を続ける看護師は多いですが、まず悩むのは夜勤の継続です。
夜勤をする事で収入は大きく上がりますが、その反面結婚相手と一緒に住むようになると、生活リズムの違いや、一緒に過ごす時間にすれ違いが生じる原因になります。
しかし、身軽なうちに貯金をしておきたいと考える方も多いですし、病院側の都合で夜勤をせざるを得ない場合もあります。
では、どのようにすれば家庭と夜勤のある仕事を両立できるのでしょうか?
大事なのは、家事や生活のルールについて、あらかじめ2人でしっかり相談して決めることです。
妻は夜勤でバリバリ働くことになるため、特に家事についてはしっかり分担しましょう。
最初は、妻である自分が家事をできるだけやろうと張り切ることもあると思いますが、看護師の仕事はハードなため、それだと長続きしないことが多いです。
また、すれ違いを避けるために、夜勤入りの日でも早起きをして朝ご飯を一緒に食べるなど、忙しいからこそコミュニケーションを大事にするといった姿勢もとても大切です。
家庭と両立しやすい働き方は?
結婚後、どのような働き方があるのでしょうか。選択肢として考えられるものを以下に挙げましたので、見ていきましょう。
- 仕事を辞め、専業主婦になる
- 夜勤を続けながら働き、妊娠を機に退職する
- 夜勤を続けながら働き、妊娠後育児休暇を取る
- 夜勤がない職場へ転職し、妊娠を機に退職する
- 夜勤がない職場へ転職し、妊娠後育児休暇を取る
- 転職し、非常勤として働く
上記のように、結婚後の働き方としては様々な選択肢があります。
この中で家庭と両立しやすい働き方はというと、やはり働く時間が短いものを選ぶことになるかと思います。
ただ、それを選ぶと収入が減るリスクもあるため、相手の収入もきちんと考慮した上で、しっかり話し合って決めるのが大事だと言えます。
結婚後の働き方について、「何とかなる」と軽く考えている人もいますが、そのような考え方が夫婦間のズレを生み、結果的に離婚や家庭崩壊に繋がってしまう可能性も充分にあります。
是非ここまでの内容を参考に、結婚相手と話し合い、今後の働き方に関してしっかりと決めておくと良いでしょう。
キャリアアドバイザー 末広