救急病棟(ハイケア)の看護師転職・求人情報の一覧

救急病棟といってもその種類はいくつかに分類されます。基本的には一次救急、二次救急、三次救急に分類され、三次救急が最も重篤なケースを対応するという仕組みになっています。しかし現在では、これらの分類に囚われず全ての重篤な救急患者を北米型ERシステムを採用する医療機関も増えてきています。
救急病棟の中でより高度な治療を要する患者が入院する病室に集中治療室（ICU）や高度治療室（HCI）というものがあります。
集中治療室は重篤な患者を集中的に治療する施設です。一方で高度治療室は集中治療室に比べ重症度が低い患者を対象としています。より具体的なポジションとしては集中治療室に入るほど重症度は高くないが、一般病棟の看護師配置基準でケアをするには難しい状態の患者が対象です。
しかし病院によって高度治療室の役割は微妙に異なり、特徴が分かりづらくなっているという面もあるようです。
集中治療室と同じく高度治療室も医師や看護師だけでなく薬剤師、各種セラピストなど様々な職種が関わります。
高度治療室に入る患者の疾患は限定されておらず、幅広い技術や知識が必要とされます。人工呼吸器を装着している患者もいれば、脳血管障害で再出血予防の安静がメインとなっている患者もいます。
集中治療室では一次救命処置（BLS）や二次心肺蘇生法（ACLS）などの資格を求められることがありますが、高度治療室ではそれらの資格を求められることは少ないようです。
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